ママの保育士資格取得を支援 県チャレンジ講座好評
お知らせ2013年08月24日
子育て中の母親の保育士資格取得を支援する県事業のチャレンジ講座が好評だ。実際の保育園で子どもたちを相手に試験で必要な「弾き歌い」「造形」などが無料で体験できる。モデル地に選んだ藤枝、富士両市で計20人を募集したところ定員の5倍を超える申し込みがあり、県は受講枠を拡大した。 各種資格は就業機会の拡大や給与アップが期待できるとして人気。ただ、取得のための学習と子育てとの両立が難しい-などの声があり、県は手始めに保育士資格の支援事業を企画した。こども未来課の担当者は「反響が大きくて驚いた。子育て経験を資格取得に生かしたいという女性は多い」と話す。来年度以降、対象市を広げる考えだ。 県によると、申込者は藤枝市が81人、富士市は29人に上った。年齢は24～58歳で、両市とも10人だった定員を藤枝市で20人、富士市で15人に拡大した。 申込者には今年の保育士試験を受験中で10月に実技を控える人が12人いたほか、育児休業中の母親が2人、3人の子育て中という女性もいた。募集要項は市内在住者を条件にしたが、市外からの問い合わせも多かったという。 23日に両市で講座の開講式を行った。9月から10月にかけ保育実習などを行う
