待機児童解消緊急対策について 新宿
お知らせ2013年08月14日
本年4月入園の申込者数は、昨年より約200人の増となった。そのため、区内の保育園・子ども園は4月現在、一部私立園を除いて空きがほとんどない状況となっている。 こうした状況に速やかに対応するための緊急対策として、下記のとおり保育施設の整備 を進める。
緊急対策として、平成26年4月1日までに新たに以下の保育施設の整備を行い、受入 れ枠の拡充を図る。 ① 私立認可保育所 4所(原則、各施設定員60名以上) ② 新宿区保育ルーム 3所(各施設定員19名以下)
3 整備手法について (1) 賃貸物件による私立認可保育所の整備 区が指定する地域で賃貸物件等を活用した私立認可保育所を整備する。整備事業者を公募する。 (2) 小規模保育整備促進支援事業(都制度)を活用した新宿区保育ルーム事業の実施
新たに民間の賃貸物件を活用する手法で保育ルーム事業を行い、この事業に都制度を活用していく。 (3) 1歳児枠の拡充について 新宿区はこれまで、公立保育園全園での0歳児保育実施など、0歳児保育の拡充を 行ってきたところであるが、その反面、1歳児からの新規入園枠が0歳児の入園枠の約半分となっている。 そのため、満1歳まで取得できる育児休業を切り上げて0歳児枠に申し込むという 事例が見られる。そこで、今般の緊急対策において新たに整備する保育施設については0歳児枠を設けず、1歳児からの定員設定とする。また、区立保育園・子ども園の0歳児と1歳児の定員配分について、可能な範囲での見直しを検討する。