抗菌シート
お知らせ2013年02月02日
いよいよ梅雨の季節です。じめじめと湿気が多く、気温が高くなるこの時期からまだまだ暑い9月にかけては最も食中毒が発生しやすい時期です。最近冬を中心にカキなどの二枚貝が原因と思われるウィルス性の食中毒(=ノロウィルス)が急増していますが、細菌性食中毒の発生が最も多いといえます。細菌性食中毒は腐敗のように色・香り・味などに変化があるものと違い、食中毒菌によって汚染された飲食物によっておこる中毒です。 最近ワサビの成分などを利用した抗菌作用のあるお弁当シートやシールが市販されていますが、これは雑菌の繁殖を抑えるもので、腐敗を防ぐものではないようです。これをお弁当に入れたら絶対食品の腐敗や食中毒を予防できて安心と過信せず、お弁当をつくる時にも「食中毒予防の6つのポイント」を守り、暑いものはさましてからつめる、車のトランクや野外の陽のあたるところなどに置きっ放しにしない、できるだけ早く食べるなどを心がけて楽しいお弁当タイムにしてほしいと思います。梅干しを入れて炊いたさっぱりとした「梅ごはん」をお弁当にいかがでしょうか。